あいえんきえん〜柏木荘へようこそ〜

メーカー ハイカラ喫茶
春。桜の舞い散るある晴れた日の朝

専門学校への入学を間近に控えた俺はこの町の小さな町に引っ越してきた

駅前から延びたたくさんの客でにぎわう昔ながらの商店街。小道を抜けた先に見えてくる古い木造アパート

ここが俺の新しい住み処、柏木荘だ

この小さなアパートの一室で俺の新しい生活がはじまったってわけだ

ここのアパートの管理人、柏木あさひちゃん。明るくて面倒見がよくてとっても可愛い女の子だ

少々思いこみが激しくて口より手が先に出ちゃうのが困りものだけどね。

そしてもう一人ちょっと変わった人が俺を待っていた。

柏木夕月さん。あさひちゃんの母親だ。

それがどうしたって?

まあ聞いてくれ。話はそれで終わりじゃない。聞いても信じられないかもしれないけどな

実はな彼女幽霊なんだ

その上あさひちゃんに表意して毎日のように俺に夜這いをかけてきたりする

なんでもこの世に留まり続けるためには俺の生気が必要らしい。しかもどういうわけかあさひちゃんまで俺に迫ってきて

俺の新生活…どうなっちゃうんだろう?

(公式より抜粋)

幽霊が出てきますが死生観の問題とかではなく、ほのぼのとしたホームコメディのような感じで進んでいきます。そしてその日常はかなりおもしろくできていたと思いますね。あさひの天然、夕月のずれた感性がよかった。あさひは天然というだけあってバナナの皮にころんだりなどと、古きよきギャグがいいアクセントとなっており飽きが来ませんでした。また途中に入るコントCGが面白くできていたために面白さを引き立てていました。
何かを伝える作品というわけではなくほのぼのとした日常を描いている作品であるように感じましたよ。ただその日常がおもしろかったので、グダグダしたものではなく小さな物語として楽しめましたよ。

絵に関してはCGの使いまわしの多さが目立ちましたね。特にHシーンの使いまわしが多く、テキストが微妙に違うだけとかのみでどうにかしてたのはどうかなと。背景が違うだけとかは涙が出てきましたよ(ぉ
またCGの枚数も少ないのも目に付きましたね。日常の描写が売りな作品であるように感じたので、そのCGがあればもっとよかったのになぁ〜とは思いましたね・

音楽は同人のレベルではありません。OPはちゃんと印象に残るような音楽であったし、またムービーもよかったです。EDについても同じような感想でしたね。

最初の選択しを誤るとBAD ENDになるという理不尽な選択しがありましたが、それはそれで楽しめたのもよかったです。同人ゲームなだけあって全体的なボリュームは物足りない感じがしますが、内容のおもしろさや全体の作りを見ると商業メーカーと同列かそれ以上じゃないかとおもった作品ですね。




・柏木 あさひ…柏木荘の管理人で高校生。しかも…
天然キャラです。まぁ途中から天然じゃない気しかしませんでしたが(何
めちゃくちゃ健気な子です。なんにでもがんばる姿はすごいよかったです。日常生活でも夕月との掛け合いが楽しく、なにより…
かわいすぎ(*´Д`)'`ァ'`ァ

こんなに家庭的な子を見たのは久々なので萌えまくりでした。「えへへ。キスしちゃった」っていったところではホントに悶えましたよ(ぉ

・柏木 夕月…あさひの母親。ちなみに幽霊です。夕月ルートの最後でご都合主義により体が一時的に戻るっていうのがなぁ…。まぁ死生観を問題といている作品ではなく、ほのぼのとした日常が売りであると思うのでそんなに気にするほどでもないかなとは思いましたけどね。

シナリオ CG 音楽 Hシーン 私的満足度 総合
20 20 15 15 B 70