ぼくの巫女は、小さな恋妹〜寵愛〜
メーカー | 覇王 |
神無月神社の次男である ひかる は、家から離れ、大学の寮で暮らしていた。 実家に帰らないのも跡取りの長男の嫁、義姉の北山桐子と道ならぬ関係にあり、兄と顔を会わせずらかったからだ。 そんな中、突然の事故で、兄と桐子の二人は死亡してしまう。桐子の死により、一人残された病弱の少女 北山紫音 を引き取り、跡取りとして家に戻るひかる。 兄として紫音を育てていく日々。 坂の多い小さな町で繰り広げられる それは ちょっと切ない 心温まる物語。 ある夏の日、僕は君を見つけたんだ───── 「紫音ちゃん、これから僕のこと、兄と呼んでくれるかい?」 「ひかるさん・・・・・・私を・・・ここに置いてくれるんですか・・・・・・」 「もちろんだよ、もう、二人だけの兄妹じゃないか」 紫音の手から傘が落ちる。 くりくりとしたどんぐりのような目に涙をいっぱいためて、泣きじゃくり始める。 まるで、周囲の音が・・・・・・世界が止まったかのように。 さっきまでうるさいくらいに響いていたセミの声も、暑い陽射しも感じず。 愛おしさで、思わず、抱きしめていた。 ただ感じるのは彼女の柔らかな温かさ。 彼女は僕の身体に顔を埋め、しゃくりあげながら言う。 「お・・・にいさん・・・・・・」 ─────よろしく、僕の小さな妹 (公式より抜粋) ストーリーを見る限り家族愛の話であるように見えますが… 普通に抜きゲーだったと思いましたね。 まずはシナリオではシュミレーション的要素が含まれており、1ヶ月の行動を選択して狙っている子の親密度というパラメーターをあげていくというものでしたが… これのせいで話がつまらないものである気がしましたね。 このシステムのために日常的な描写が少なく、七夕やクリスマスなどの限られたイベントしか起こりません。また心理描写がほとんどなく、主人公を好きになった理由や心情の変化が不明であることがほとんどです。(紫音はわかりますが、ほかの3人は…。特に昔許嫁に指名されたからとかはなぁ…。)しかもこの行動選択は毎月設定しなおさなければならないといけなく、全部を通して8年間分毎月設定することになるのでかなりめんどくさくなっております。 絵では立ち絵とイベントCGのギャップに戸惑いすら覚えましたね。立ち絵の塗り方はかなりひどいものでしたが、イベントCGでは綺麗に仕上がっております。だから… Hシーンは結構よかったです。 ただ少し尺が短すぎたのではないかと思いましたけどね。 音楽では歌詞付きの曲はなくBGMしかありません。そのBGMは巫女という設定にあわせ和風な仕上がりとなっておりなかなかよかったのですが歌詞付きがないのもどうかと思いましたね。 初期の設定はよかったけれど、無駄なシュミレーションパートの導入、歌詞なしの曲、立ち絵が微妙であるとあまりいい印象は請けませんでしたね。 ・北山 紫音…メインヒロイン。小学生のときから彼女を育成するといった感じになっています。また彼女のルートのみ1部と2部と分かれており、完全に他のヒロインとは扱いが違いすぎます(ぉ |
シナリオ | CG | 音楽 | Hシーン | 私的満足度 | 総合 |
5 | 15 | 10 | 20 | C | 60 |