孕姫〜令嬢妊娠調教計画〜

メーカー ラブチェリー
野心家の坂紙は上流社会に食い込むチャンスを探していた。

そんな中、元華族の香坂藤四郎が多額の借金を重ねていることを知る。

借金を肩代わりする代わりに娘をよこせと話をもちかけるが、藤四郎は成り上がりの者に娘をやれないとつっぱねる。

借金の形に差し押さえ、娘を監禁する。

由緒正しき家柄を手に入れるために、沙弥に自分の子供を孕ませようと産ませようと焼くラム主人公。

気位の高い沙弥を服従させ身も心も手に入れることができるだろうか―

(公式より抜粋)

タイトル通りに孕ませるというのを目的に調教を繰り返す作品ですね。

抜きゲーにしては攻略が難しすぎであるように感じましたね。プレイして最初は即ゲームオーバーになりましたよ。特定の条件を満たさないとEDまで進まないというものであったので、その条件を満たすまでがホントに苦労しましたね。

またEDの数もかなり多くできており、多種多様な終わり方はおもしろくできていたように感じましたね。ただ主人公の心理の変化とかは全く見られずに、突然EDにて鬼畜系になったり、家族愛に目覚めたりしていたのでその変化自体が笑えましたよ。

そしてメインである調教は、どのようなプレイにて調教していくかを決めることができるので、主人公が一人走りするということなくプレイヤーの意思に従ってくれるのはよかったのですが、ただ調教の単純作業に飽きますね。しかもすべてのシーンを回収ために、同じシーンを何回も繰り返し見なければならないということになってしまうのも飽きる要因のひとつのように感じましたね。

また調教の対象キャラが沙弥のみであったのもいまいちでしたね。…まぁ最初の目的である「沙弥を孕ませる」という目的のために動くためにしょうがないとは思いましたが。

絵に関しては綺麗といった感じの絵ですが、私的にはあんまり好みではない絵柄でしたね(ぁ 妙に顔と目つきが恐く見えるんですよねぇ。

さて肝心のHシーンでは量に関してはさすがとしか言えません。シチュエーションも豊富ですしさすが抜きゲーといったところでしょうか。しかし、量は多いのですが尺がやや短いのではないかとは思いましたね。また、タイトルを見る限り、孕んだ状態での「妊婦プレイ」を期待すると思うでしょうが妊婦プレイはほとんどありませんでしたね。パッケージにも妊娠した沙弥が描かれているのにこれはあんまりだろ〜って思いましたね。

音楽に関してはBGMのみで別に普通といったところでしょうか。

抜きゲーとHシーンはよかったとは思いますが、もう少し難易度を下げて、調教のマンネリ化を避けるようにしてほしかった作品ですね。

…正直一番おもしろかったのは、主人公のキャラの壊れ具合(作中の導入部)でしたね。

「あのすました顔を、思いっきり歪ませてみたい―」
「父親に受けた屈辱を、その白い肌をなじることで存分にあかしてやりたい―」
「これだけの人気を誇る少女を自分のものにしたら、こいつらはさぞかし悔しがるだろう」
「退屈な会合の中、俺はにくい相手の愛娘を手篭めにする愉快な妄想に浸っていた―」

…どう見ても異常者ですよといいたくなりましたよ。




キャラ別紹介

・香坂 沙弥…唯一調教できるキャラ。はっきり言って変態じゃないのかと思いましたね。

・小野寺 ゆかり…香坂家のメイド。実はこのキャラが一番好きです(ぉ

・香坂 綾音…沙弥の母。正直どうでもいいです(ぉ

シナリオ CG 音楽 Hシーン 私的満足度 総合
5 10 10 25 C 50