まいしすっ!☆トゥインクル

メーカー Parthenon
子供の頃、父親が連れてきた双子の姉妹、美羽・芽衣。たとえ血がつながっていなくても本当の家族として過ごしてきた三人。

そんな彼女達が俺の通っている学園に入学してきた。今まで通り三人一緒に過ごせるかと期待していたが、それは大間違い!

彼女達は入学早々、美少女姉妹として一躍人気者になってしまい、なんとファンクラブまで出来てしまうほどだった。

最初は人気がある自慢の妹だと思っていた俺、誠人だったが、日に日にある思いが募っていく。

「自分は本当に妹して二人を見ていられるのか?」

家族として誰よりも長く過ごしてきた俺にとっては「妹」であることには変わりない。が、それにましても愛おしくかけがえのない存在だと感じ始める。

(公式より抜粋)

まずシナリオはないに等しいぐらい山場というものが存在しません。どちらかの妹の評価をよくする→評価を上げた妹が主人公の友人にホテルに連れ込まれる→主人公が助けだす→結ばれるという流れになっているのですが、どちらの妹でもこのパターンに当てはまっており、シナリオに面白さというものが感じられませんでした。またただでさえ薄い話なのにもかかわらず、選択肢を多くいれているために会話のテンポも悪くなり、それがめんどくささ、つまらなさをよりひどくさせていたようにも思えましたね。
またその選択肢のせいで主人公自体に主体性はなく、プレイヤー=主人公となっているためにシンクロできるという利点はありますが、選択肢以外の行動をすることがないので、決められた行動をするということにより展開を予想できるものとなっていますし…。特に「妹を助けに行く/行かない」とかの選択肢なんてもう予想というかする行動が助けてHするという展開は予想できましたよ。
シナリオに関してはかなりつまらないものだったと思いましたね。公式にもあるように段々愛おしく感じる様子を描けたらまだおもしろかったんじゃないかな…。

絵に関してはすごいよかった。メインヒロインである美羽、芽衣のキャラの絵、デザイン共に同人レベルではないような質の高さを感じましたね。特にこの2人の立ち絵と背景は違和感もなくできあがっています。またシーンが切り替わるときに入る絵もかわいく、おもしろくできており、絵に関してはホントすばらしいと思いましたね。
…ただサブキャラ的扱いの2人のキャラはメインヒロインの2人に比べるとどうも質が低く感じるのはわざとなのか、それとも単なる手抜きなのかが気になったところですけどね。またキャラの笑顔が笑ったように見えなかったのも気になりましたよ。まぁそれでも十分綺麗なので満足ですが。

音楽ではBGMのみとなっています。特に違和感を感じなかったし、別段覚えていないといった感じでしょうか。まぁいたって普通といったところですね。

Hシーンでは絵の質が高いためにHシーン自体は綺麗なものであったのですが、無理矢理入れた感じが否めなかったですね。最初のHは入れても不自然じゃない感じ(まぁシナリオ自体が不自然ですが)だったのですが、そこからはホントに無駄にいれた入れた感じがありましたね。
…まぁ胸の大きさなどが妙に高校生っぽかったりしていたためにエロさはホントよかったです。シチュエーションは少なかったですが。

絵の綺麗さは上質ではあるが、シナリオがおもしろかったらよかったのになぁ〜と思う作品。同人であるためにどれか一つの点に重点を置けばいいと思いますが、シナリオがよくなれば商業作品並みに売れるんじゃないかな〜と思いましたね。今後このメーカーには期待していきたいところです。




キャラ別紹介

・高峰 芽衣…双子の妹。主人公の呼び方は「お兄ぃ」。呼び方からも分かるように元気娘。
かわいかった。以上(何
シナリオは美羽か芽衣どちらでも全く同じ展開だからホントに語ることありません。

・高峰 美羽…双子の姉。主人公の呼び方は「お兄ちゃん」。控えめな子です。
かわいかったけど芽衣未満(超主観)。以上。

・米原 純…レイプ未遂野郎。ジュースに睡眠薬のようなものを入れホテルに連れ込みます。普通にやっていることは犯罪なのに、主人公はそのレイプを止めた事によって純が報復してくるんじゃないかということに恐れるという意味がわからないことになっています。警察に連行決定だろ?と思ったキャラでしたね。

シナリオ CG 音楽 Hシーン 私的満足度 総合
10 25 10 15 B 60