寝盗ラレ
メーカー | G-CAT |
どこにでもあるような普通の愛の物語。 それは二人の物語。誰が見ているか分からない物語。 それは、いつ誰かに奪われるか分からない、不安定な幸せの物語。 あなたが普段どおりに生活している裏で、あなたの大切な人は、どうしているでしょうか? 見てみたくはありませんか?あなたの大切なものが奪われていくのを… (公式より抜粋) めちゃくちゃ毒舌を含んでおりますのでこの作品、もしくはメーカーによい印象を持っている方は閲覧をご遠慮していただいたほうがよろしいかと思います。 シナリオでは、ヒロインが主人公と結ばれる→ヒロインが他のキャラとHする〜といった感じになっています。ただ主人公がヒロインを好きになるという描写や、なぜヒロインが主人公を好きになったかなどの描写が一切ありません。これでは「寝取られる」ということがあっても、別になんとも思わないキャラが勝手に犯されているだけだな〜という感想しか浮かびませんでしたね。やはり「寝取られる」というものは主人公とヒロインがある程度仲良くなっている仮定を表現することにより「寝取られる」ときの絶望感や焦燥感といったものが生まれるのではないでしょうか。 絵では「なんだこの質の悪いえCGは!?」といわんばかりのCGでしたよ。背景などはフリーツールにでもあるようなものを使っているのではないでしょうか?また各キャラの立ち絵はヒロインの顔がほぼ全員同じ顔に見えるような作りとなっているために、髪型と胸の大きさを変えただけのマネキンのようなの様に感じましたよ。 音楽では一応曲があったので…。まぁ鬱になるような曲だったのであまりいい印象はありませんでしたけどね。ムービーも用意されていたのですが全くといっていいほど印象に残りませんでした。 Hシーンではオートモードが使いにくい、無駄に男の声が入っている、絵でも述べたように体の構図がおかしいなどなど抜きゲー作品であるにもかかわらず実用性はありません。またシーン回想画面にてHシーンが合計6個あったにもかかわらず回想数が5個しかなく、どう考えても1個足りなかったりと本当に抜きゲーなのかな〜と思いましたね。まぁ回数は各キャラ6回となっているのですが、使いまわしが多く目立っていたりとホント救いようのないような仕上がりでしたよ…。 同人作品よりもできの悪いと思えた作品。ただ唯一よかった(笑えた)のは、男キャラの存在とその設定、主人公って正直ピエロ(彼女ができると寝取られるだけで、全くといっていいほど今後の展開に絡んでこないので…)というぐらいでしたね。 ・佐々木 茜…主人公の幼なじみ。主人公が彼女と付き合い始めると、もう一人の主人公の幼なじみである秀之に彼女を寝取られます。 ・片瀬 ナナミ…主人公のクラスメイト。主人公が彼女と付き合い始めると、体育教師であり裏社会の取引人という謎の設定を持っている忌蔵洋平に彼女を寝取られます。シナリオは全部面白くないのですが、この体育教師だけはキャラが濃すぎるのでそれだけで笑いを誘いましたね。またいつの間にか忌蔵のことを好きになっていたりと、この点も笑いを誘いましたね。 ・秋小路 華織…他のヒロインと比べ、顔が唯一違うように思えたクラスメイトのツンデレ(まぁ顔が違うように見えるのはおまけルートでもう一人いますけどね)。主人公が彼女と付き合い始めると、暗い、オタク、イジメラレっ子という只野ヒロシに寝取られます。謎の精霊ティンティンというのもが只野に力を貸してありえない力を得る事になります。まぁやることはそのままレイプ的なものなんですけどね。語る事は別にありませんね。 ・姫咲 美子…園芸部の先輩。主人公が彼女と付き合い始めると、生徒会長に寝取られます。この生徒会長もかなり笑えましたよ。理事長の息子で気に入った女性を権力を使って手に入れるとのことですが… |
シナリオ | CG | 音楽 | Hシーン | 私的満足度 | 総合 |
5 | 10 | 10 | 10 | C | 35 |