Scarlett〜スカーレット〜

メーカー ねこねこソフト
高級諜報員が世界を調和させているという独特の世界観。

まぁ調和させるというか相手と駆け引きをするといった感じでしたね。相手との駆け引きのため策を用いるという頭脳戦がひたすら続きます。頭脳戦自体は悪くありません。むしろいい感じだと思いましたね。

しかし高級諜報員という設定に縛られて、相手との戦闘シーンはありません。頭脳戦だけでなく銃撃戦とかもないと盛り上がりにいまひとつかけますね。また主人公の視点がころころ変わるため、第三者的な視点でものを見ているような感じでありましたね。簡単にいうと映画を見ているような感じでしたね。

またシナリオ自体の主題自体が曖昧であったような気がしましたね。各話ごとに話が分かれているためシリーズものの小説を読んだような後味であり、作中に取り上げられてた日常と非日常の世界への憧れ、大切な人ができたのなら非日常を捨てて日常へ戻ることなどが話の主題であるような気はしますが…

かなり薄いです。

しずかを好きになった理由とかも不明だし、心情変化の描写がないためHシーンは無理やり入れた感じがありましたね。

絵はねこねこソフトだけあって安定した絵を供給続けております。(個人的にはあまり好きではないのですが…)

音楽ははっきりって印象が薄いため…

全く覚えてません!

以前にキャラすらあんまり覚えてません!(何

そんな作品ですが…おまけFINALという今までの作品のFD的なものがあったときはもっとシナリオに力をいれてほしいと思いましたね。

はっきりいってエロゲではなくてライトノベル的なもので出したほうがよかったのではないかと思うねこねこソフトの最後の作品でありました。




キャラ別紹介

・別当・和泉しずか・スカーレット…たぶんメインヒロイン(?)。特に感想はないですが、髪を黒くして変装してた理由、明人を好きになった理由とかよく分からない部分が多すぎです。まぁ

かわいかったけどね!

・アメリア・ウィークス…コンピュータに関するスキルを異常に持っている。別に語ることないぐらい印象が薄かったですね。

・大野 明人…主人公の1人。かなり影が薄いです。九郎のパシリにしかみえなかったのがなぁ…。

・別当・和泉九郎・スカーレット…主人公の1人。ていうかこいつの一人舞台になっている感じはしましたけどね。高級諜報員としての権力、頭の回転のはやさ、そしてそれらの使うところがめちゃくちゃすげぇって感じましたね。まぁ結局は…

こいつ1人が目立つハードボイルド的な映画みたいな感じでしたね。

シナリオ CG 音楽 Hシーン 私的満足度 総合
15 20 15 10 C 60