すえぜん!〜種を望む彼女〜
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一人暮らしの主人公、原間誠一郎(はらませいいちろう)の元に突然 幼なじみの後輩がやって来て 「あなたの赤ちゃんが欲しい」 と頼まれる。 女性経験のない主人公はとまどいつつも 美少女の頼みに流されるまま中出ししてしまう。 その後少女から 「他にも妊娠させて欲しい女の子がいる」 と聞かされて仰天する。 主人公の遺伝子は特殊で、女性側の形質をほぼ100%発現出来る、いわば 「安全なクローン(ただし発現しない半分は主人公の遺伝子)」 に近い子供を作ることが出来るものだという。 あまりの非現実さに断ろうとするが すでにエッチしてしまった手前とエッチへの興味から 承諾してしまう。 いろんな理由で主人公との子供を受胎したがる少女達。 果たして見事全員孕ませることが出来るのか! そして受胎した子供は本当にクローンなのか? (公式より抜粋) 主人公が持っている特殊な精子を求めるために複数の女の子達が迫ってくるというADVゲーム。ADVなのですが選択肢自体は3つしかなく、グダグダと続くつまらない会話を目で追っていくだけという感じになってしまいます。 そしてシナリオは精子を求める〜とそのままなのですが… 理解不能な点だらけでしたね。 まずは主人公の精子を求める理由は「超劣勢遺伝子」という自分の遺伝子が子供に反映されにくいという精子を持っているということなんですが、それを求める側が何の目的で行動しているのか理由が全く説明されていませんでしたね。単に国家機密というよく分からない説明のみで終わっていますし、ヒロイン達がそこ計画に参加したと理由なども分からずじまいでしたし。そのそれならば自分は優秀な人物であるのでその子孫は自分に似た優秀でないといけないので主人公の精子を欲してヒロイン達が押しかけて来る〜等の設定を入れたほうが融通が通りやすいのにな〜とは思いましたね。 絵ではキャラ絵自体は悪くないとは思いますが、塗り方が微妙なものが数点あったのが目立ちましたね。またアニメーションの絵とかはホントひどかったです。まぁ後で語りますが。 音楽では日常シーン等のBGMやOPムービーなどはよく選曲であると思いましたね。ただHシーンの音楽(2曲の内の1曲)や、タイトル画面での音楽はこの作品「抜きゲー」として捕らえる事のできるこの作品としてはどうかと思うような選曲をしています。タイトル画面とHシーンの音楽を聴いているとかなり鬱になってきますから…。 Hシーンではかなりひどいの一点につきますね。 抜きゲーと萌えゲー趣向であるようには感じましたが、どっちつかずというかそれ以前に作品自体の質が低過ぎる!といっても過言ではないような作品でしたね。 ・小山内 早苗…学生時代の後輩。しかし本当は実の妹であったという事実が判明します。 ・命…ロリキャラです。感情を表に出すのが苦手であるという設定だったはずなのに、たまに主人公と会うだけということだけで、感情豊かな娘になっていきます。全キャラに通じて言えることなんですが、キャラ設定自体が無意味なような気がしますね。また彼女は謎の黒服軍団に付けられているのは、小さい頃から予知能力を持ち、それが原因で家族から恐れられてとある政治家の庇護下に居る。との設定なのですが何この設定といいたくなりましたよ…。無意味さ満開ですしね…。立ち絵に関しても妊娠しているのに妊婦っぽさがなかったりと、作品の趣向的に出してはいけなかったんじゃないかなと思うキャラでしたね。 ・榊原 優里…謎のレズビアン設定という娘。最初出てきたときはツンデレ?と思ったのですが、単にデレデレだったので拍子抜けでしたね(ぉ ただ彼女もレズビアン設定を全く生かせておらず、なぜそのような設定にしたのかというのが疑問に残りましたね。 ・たまみ…ロリキャラその2。ネコミミとしっぽは自前で、猫の遺伝子を組み込まれた合成生命(キメラ)。彼女を作る技術があるならば、主人公の精子のみを搾取し、人工的に子供を作る事が出来るんじゃないか?という素直な疑問が浮かびましたね。まぁ彼女のロリさと妊娠腹というギャップを狙っているようですが、かなりエロさを感じましたね。…まぁ幼女を妊娠させるというのは道徳的にはどうかとは思いましたけどね…。 |
シナリオ | CG | 音楽 | Hシーン | 私的満足度 | 総合 |
5 | 15 | 10 | 10 | C | 40 |