たまたま〜となりの彼女は声優のたまご。たまたま生まれた恋のたまごが…

メーカー BANANA shu-shu
自分の未来に確信が持てず、半熟な毎日を過ごしていたアナタ。

夢に向かって頑張りながらも、自分を見守ってくれる便りになる存在を求めていた咲。

二人の出会いは、ほんのささいな偶然からだった。その出来事に対する二人の印象は全く違っていたけれど、そこには確かなことがひとつだけあった。

たまたまから生まれる恋のたまご……。

二人の間には、小さな小さな恋のたまごが生まれていた。

恋のたまごの行く末は、アナタの選ぶ行動次第。たまごから孵るのは、いったいどんな未来なのか。

何も変わらない、一人きりの未来なのか。咲と共に歩む、幸せな未来なのか。

それとも……。

(公式より抜粋)

マンションの隣の部屋に引っ越してきた声優の卵である咲と恋をするというのが大まかなシナリオですね。まずその恋をするというのは、咲は一目惚れであるということであったので好きになる理由は納得いきましたが、主人公がかなり適当なように感じましたね。だんだん好きになっていくという様子はなく、いつの間に好きになったの?といいたくなったぐらいです。心情の変化は全くといっていいほど変わってないようにしか感じれなかったので、主人公も一目惚れ設定としか思えないようなできでしたね。

またこのゲームのシミュレーションパートである毎週バイトのシフトを決めるのも、だんだんとめんどくさくなってきましたね。毎日が同じ繰り返しにしか感じられず、盛り上がりというものがほとんどありません。
バイトを週に3回、街をうろついたり部屋でゴロゴロする、週に1回ぐらいデートするの繰り返しになりますからおもしろみに欠けるんですよね。日常の描写なんてほとんど同じですし。
…街で猫8匹見つけたとかいったいなんだったんだろうな……。

また名前の変更可であったのですが、これもちょっとどうかと思いましたね。どんなに親しくなっていっても、あなたやキミといわれることになるので距離感を感ましたし。

音楽はあんまり印象に残りませんでしたね。OPムービーもイベントCGを並べただけでしたのでごくごく普通といった感じでしたね。しかし、EDはなぜかツボに入りましたよ(ぉ
優しい感じの曲でしたし、何より最後を締めくくるのにはいいかなと思いましたね。

絵に関してはイベントCGの量がすごいですね。まぁ基本的に咲のCGしかないから多く感じるんでしょうけどね。そしてHシーンに関しては後付的にしか感じられませんでしたね。ただ、何回もデートなどをしてそして告白、その後Hシーンという流れが、想いを重ねてついに結ばれるという純愛的な面を持っていたように感じられたのでよかったと思いましたよ。

新人の声優という特殊な設定だったのですが、まったく生かされていませんでしたね。この作品では実際に新人の声優を起用したようですが、設定が生かされないなら別の人でもよかったかなと。
また咲の声に感情の起伏が少ないように感じられたので、設定も新人の声優起用も裏目に出てる気がした作品でしたね。
ただ、公式にもあるように一人の未来を選ぶこともできたり、漫画の選択するところでは思わず笑い出してしまうような小ネタが満載のが唯一の救いでしたね。




キャラ別紹介

・湧井 咲…メインヒロインで声優の卵。声優という設定を生かせていないのでフリーターにしか感じられませんでしたが(ぁ
天然という設定だったのも途中から忘れるぐらい普通な娘です。ただ…

おかしな部分(テキスト)を除いては(ぉ

一目惚れした主人公からデートに誘われたときに…

「そうですね。特に断る理由もありませんしかまいませんよ。」と実は好きじゃないだろうと思うような発言。

さらに、「PCの調子が悪いので見に来てもらえませんか」といい、主人公が「今から行くよ」とマンションの横の部屋に行くことが分かりつつも…

「お部屋の前で気配がしたので。たぶんあなたが来てくれたんだろうなと思って。」と今から行くという意味を分かってないかの様な発言が気になりましたね。
マンションがありえないぐらい広く、隣の部屋まで数十メートルあるのなら別なんですけどね。まぁなんだかんだ言っても健気でいい娘でしたね。

・初芝 莉子…主人公の従妹。主人公のことを「にいさま」と呼び、優しかったりと完璧人間なような彼女ですが…

咲に嫉妬されるためだけに出てきたようにしか感じませんでしたよ(ぉ

・小阪 由貴…咲の友達。一人称が僕。ストーカーにあっているというイベントが発生しますが、正直全く意味を成さないと思うような感じでしたね。

・湧井 南…咲の姉。結婚するみたいです。おめでとうございます。以上(ぉ

シナリオ CG 音楽 Hシーン 私的満足度 総合
5 25 10 10 C 50